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2011.01.20 Thursday

パンダは中国の動物ではない

JUGEMテーマ:日記・一般
今この文章をお読みの方で、「チベット問題」をご存知の方はどれくらいおられるだろう
か?北京オリンピックの聖火リレー妨害事件を機に、チベットの惨状がより一層世界に訴えられることになり、恐らくここ数年で膨大な数の人がこの問題に関心を持たれたことだろうと思う。
 
1950年に建国して間もない中華人民共和国は、隣国であるチベットに侵攻。人民解放軍は残虐の限りを尽くし、チベットの人口の5人に1人である120万人を殺害。仏教寺院もそのほとんどが破壊されたという。チベットは結果として中国に併合。チベットの文化もこれ以後「中華文明」の一部として扱われることになる。マスコミの報道を見ていると、中国は近年になって牙を剥き始めたかのような印象を受けるが、昔からこうである。しかしなぜ中国は現在日本を含め、多くの国と国交を持つに至っているのか。それに貢献したのがチベットの地から奪い取ったあの珍獣、パンダである。


パンダはかつては中国各地にいたとされているが、現在生息しているパンダはそのほとん
どが四川省西部のものであるらしい。しかしこの地は元々はチベットの領土であり、侵攻された時に中国に奪われた土地である。中国政府はこの珍獣を最大限に政治利用し、世界各国にパンダを寄贈するという、いわゆる「パンダ外交」を行った。1972年、日本との国交回復時には上野動物園にパンダが2頭寄贈され、日本中にパンダブームが沸き起こった。当時の中国は文化大革命の真っ只中で、国内でも何千万もの人民が殺害されていたわけだが、珍獣パンダはそんな中国のダークなイメージを払拭し、「友好」を演出するのに多大な貢献をしたわけである。
 
中国は近年でもパンダをモチーフにしたイメージキャラクターをオリンピックに使うなどし、「パンダは中国のもの」「チベットは元々中国の領土」と主張している。彼らはこれからもその本性をカモフラージュするため、パンダを利用し続けることだろう。また、それはチベットを永遠に手放さないことも意味している。近年、尖閣諸島や北方領土といった領土問題に対し、「あげちゃっていいじゃん」的なことを言う人がいるが、どうかチベットの事を思い起こしてほしい。土地が奪われるということはその固有の文化も奪われるという事であり、例えば今日本のアニメのパクリをやりまくっている中国の方がオリジナルに取って代わるという事なのだ。珍獣パンダは我々にその事を教えてくれている。

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