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2010.12.31 Friday

ドラえもんと情報戦争

 ☆2010年も間もなく暮れようとしている。思えば子供の頃等、"2010年"というのはSF近未来の代名詞だったようにも思う。その時代にはもう鉄腕アトムのに出てくるような未来都市が広がっていて、ロボットが人間と共生している、というような未来像が、一昔前の漫画や映画には数多く描かれたりしていたものだが、現実の2010年はそこまでは到達しなかった。到達しなかったというよりは、そうしたSF的な世界とは別なもの、「不変なものと激変していくものとが共存する世界」に我々は住んでいるように思う。

この調子でいくと、もう100年先もそう大きくは変わっていないかもしれない。変わるものはとことん変わり、昔から変わらないものは変わらない。SF的な世界は恐らく訪れないだろう。

さて、それでも設定上はドラえもん誕生まであと100年である。ちょっと前まで知らなかったことだが、ドラえもんのアニメは1979年以前にも存在している。大山のぶ代氏が演じる前にも別の役者が(しかも2名!)ドラえもんを演じているのである。大山氏は「初代」ではなかったのだ。


↑この1973年に日本テレビ系列で放映されたドラえもんであるが、これは長いこと語られることはなく、「黒歴史」として扱われてきたようである。「藤子F氏のイメージとかけ離れている」とされ、放映期間も半年と短く、今ほどの人気はまったくなかったようだ。しかし、原作も初期の頃はかなりハチャメチャなギャグ漫画であったことを考えると、73年版のアニメはその雰囲気をじゅうぶん表しているとは思う。ニコニコ動画で最終回(音声のみ)がアップされているが、概ね好評価である。「制作会社が倒産し、もうフィルムが残っていない」と言われているが、実際のところは恐らくテレビ朝日が「ドラえもん利権」を手放したくないために、放映させないよう図っているのでは思う。

たった40年近く前の出来事も、情報を押さえてしまうだけで、「ドラえもんはテレ朝しか存在しない」と我々は意識操作されてしまう。という事は情報を押さえるだけで歴史の捏造は可能、という事にもなるのである。2010年代、時代はますます「情報戦」になっていくことだろう。


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