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2009.12.20 Sunday

なんで今「夫婦別姓」!?

☆民主党政権になってもう3ヶ月になるが、鳩山政権は首相の脱税問題を皮切りに、あれよあれよとボロを出し続け、もはや政権の体を失った有様だ。ただでさえ取り組むべき問題が山積しているはずなのに、驚くことに近々奇妙な法案を通そうという動きがある。「夫婦別姓法案」である。

「夫婦別姓法案」とはその名の通り、婚姻をしても夫か妻、どちらかの姓に統一させるのではなく、両者とも旧姓を名乗り続けるというもの、それを選択的に行えるようにする、というものである。これを今最も推進しているのが民主党の千葉景子法相であるが、なんと来年の通常国会にはこれを提出せんとしている。姓とは家族の名を表す言葉であり、個人主義の暴走や家族崩壊が叫ばれている今だからこそ、むしろ「同姓」を守らねばならないと思うが、千葉をはじめとする推進派はこれに真っ向から異を唱えている。



その根拠たるものだが、まず職場などで姓が変わると手続きなど何かと面倒だ、というものである。しかしこれは旧姓を職場における「通称」とすることで容易に解決できるものとしか思われない。また根拠の最たるものとして「同姓」が女性差別だというものがあるが、これはまったく無知ゆえの誤解としか言いようがない。現行民法では「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」(第750条)とあるのであって、夫の姓を名乗ることを一切強制していないのである。

千葉法相は国会議員で弁護士でもあり、法律のプロであるはずだが、素人でもわかる民法の条文を無視してまで自身のイデオロギーを貫徹しようとする、狂気の人物である。不法入国者にも温かい目を向けていきたいなどと言う、こうした人物が立法行為を行っていること自体、もはやギャグの領域である。同法案は鳩山首相ですら慎重論であるし(自身も同姓だし)、亀井金融相はあからさまに異を唱えている。 思春期に好きな異性と同姓になることを夢想した経験は、多くの人が持っているだろうし、実際結婚して同姓になることを寿ぐ人も日本にはまだ多く存在する。「夫婦別姓法案」は庶民感覚とは乖離した、まったく無用な議論と断罪して差し支えないだろう。

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